ヤン・シュヴァンクマイエルの、絵を描く。
今日 9月4日は ヤン・シュヴァンクマイエルの誕生日。
1934年生まれとあったので・・・ちょうど80歳!
わぁぁ♪ おめでとうございます!
勝手に祝わせていただきます\(^∀^)
ヤン・シュヴァンクマイエルは チェコの芸術家。
アニメーション作家。映画監督。
作品は・・・・
例えば。
骨と毛と羽と尻尾と卵と目玉と角と・・・そういったものを
ツギハギした 架空の動物の骨格標本のようなオブジェ。
微生物か 菌か 細胞か、みたいなウネウネしたものの
コラージュ。
まったく可愛くない、映画「アリス」。
どれもこれもシュールで、インパクト大です。
私にとっては ダークだけどもあくまでもファンタジックで、
グロイけどもすごくカワイくて、黒くて深くて輝く想像力に
満ちている・・・・大好きな作品、大好きな作家さんです。
「アリス」は DVDを持っていて、友だちにもけっこう
貸してますが なかなか「カワイイ」「ステキ」とは
言ってもらえず(T∀T)、ヤン・シュヴァンクマイエル
好きは少数派なのかなぁ~・・・と思いきや、
展覧会に行くと 必ずすっごい人出なので、なんてたくさん
人間はいるんだろう、私や私の属している世界なんて
小さいもんだな~世界は広いなぁぁ~(@_@;)
・・・・なーんて、そんなことに 考えが至ります(^0^)
でもホント、美術展とか行くと、人間ってどんだけ
たくさんいるんだ・・・って思います。
同じ映画を観た人より 同じ美術展を観た人の方が 絶対
少ないと思うのに、美術展に行く度にちゃんと列をなして
たくさんの人がいる。
それぞれが何らかの理由で興味を持って足を運ぶ・・・
私と同じ趣味嗜好かもしれないけど私と接点のない人たち
・・・話してみたら気が合うかもしれないけど
一生話す機会はないだろう人たち・・・そんな人たちが
山ほどいる。
・・・・っていうか
「そんな人たち」で世界は構成されている、そして
私もまた 他の誰だかにとって「そんな人たち」の
構成員のひとりなんだな・・・って、
主観と客観と自己と自我と世界と時間と・・・いろんな
ものが混じった 複雑な気持ちが湧き上がります。
脱線しました(^ ^;)
ちなみに・・・呪文みたいで、この名前自体も好きです。
ヤン・シュヴァンクマイエル!!・・・つって
杖を振ったら、光と共に相手が10mくらい
吹っ飛びそうな感じがします(≧∀≦)/゛゛゛
「アリス」以外には 長編作品で「オテサーネク」と
いう映画を観たことがあります。
子供が欲しくてたまらない妻のために、ある日夫が、
人間みたいな形をした木の根っこを持ち帰ります。
「木の根っこ赤ん坊」に妻は尋常ではない愛情を
注ぎ込み、やがて・・・・というストーリー。
これまた ダークでファンタジーです♪
以前どこかでやった展覧会で、木の根っこ赤ちゃん
来ていて、めっちゃ感動しました 。*(°∀°=)*°。
こちらが、木の根っこちゃん です!!
かわいい・・・・・ o(′∀`=o)♪♪
根っこ具合が絶妙です・・・・♪
シュヴァンクマイエルさん、これからも
ステキな作品 作ってください(^^)