イトミミズの、絵を描く。
人の人生は、イトミミズみたいなもの。
・・・と昔から思ってました。
昔から頭にあったイトミミズ論(?)を、今日は
絵にしてみようと思います \(°∀° )
ここでいう「イトミミズ」は 単にイメージだけのもので、
実際はイトミミズをよく知らないんですが(^^;)
ひょろりと、か細くて、ちっぽけで、糸くずみたいな、
ただそれだけのもの。
この世・・・「西暦」「2014年」と一般に言われている
今現在を 一枚の白い紙であらわしたとして、例えば、
私のイトミミズはこんな感じになります。
見えません!!!!
・・・・なので、私のイトミミズを アップにしてみます(笑)
この世に生まれてから今日までの私のイトミミズ、今日を
生き延びれば、また少~しだけ私のイトミミズは長くなります。
私のイトミミズには、たくさんの、他のイトミミズが
関わっています。
まず、私を産んだ母。
母は私より早くこの世に存在しているので、私とは
スタートラインがずれていますが、私が出現してからは
なんだかんだとずっと関わりがあるので、イトミミズは
こんな感じになります。
親兄弟から始まって、幼稚園、小学校、中学校・・・と
出会う人は増え、私のイトミミズはどんどん イトが
からまって 毛玉のようになっていくわけです。
でも そんな中でも、出会いはしたけれど関わりは
しなかった、という人たちも大勢いるので・・・そんな
人たちとの交わり方は こうなります。
小学校のクラスで1年間だけクラスメートだった
Aさん、とか。
バイトで知り合って一緒に遊んだこともあるけど、
その後付き合いはないBさん、とか。
そうして 白い紙の上で 私のイトミミズが毛玉に
なって存在しているわけですが、今、生きている人の
それぞれが、みんな毛玉で、必ず誰かと繋がっていて、
または繋がってた痕跡があって、そしてそれが
全世界・・・・となると、白い紙はこんな風になります。
ちなみに、これは私の主観なので、
私が中央にいます(^^)
他の誰かが 自分のイトミミズを考えるときには、
その人自身が、白い紙の中央にきます。
今の世の中、テレビでもネットでもなんでも
情報が行き交っているので、遠い誰かの毛玉イトミミズ、
それが有名人だったりすれば簡単に、他の誰かの
毛玉イトミミズを知ることができますが、基本的に、
知ることは出来ても交わることはないまま終わる
イトミミズがほとんどだと思います。
そしてちょっと過去の白い紙をめくって・・・
例えば 100年遡って 1914年の白い紙をのぞいて
見れば、そこを埋め尽くしているイトミミズに
私の知り合いも、私自身も存在しません。
パッと見 同じ 黒いイトミミズの集合体ですが、
2枚は まったくの別物です。
あ・・・これが曾おじいちゃんのイトミミズだよ!
とかはあると思いますが(^0^)
白い紙は時間の連続なので 厳密にはバラバラの
白い紙ではなくて アニメーションのようなもの
です。
白い紙がパタパタとめくれてゆく毎に
イトミミズの1つから もう1つひょろりと
イトミミズが生まれ出て、うじゃうじゃうじゃ~
っと絡まりあって毛玉になって、やがて
散って消えてゆく・・・・。
私は時々 人生のイトミミズを思い出して、
例えば今日、2014年9月9日時点での私のイトミミズ
に絡んでる人たち、私の毛玉イトミミズの不思議、
を思います。
何の因果か出会うべくして出会った人もいれば、
私がにょろにょろ動いたからこそ出会った人もいる。
・・・不思議だなぁ。
たぶん、双子でも、まったく同じ毛玉が構成される
ことは無いと思うから・・・こんだけ長い時間の
こんだけたくさんのイトミミズの中から、今
いっしょに絡まりあっている毛玉イトミミズが 本当に
不思議に思えます。
そして。
明日、私の白い紙から、その中央から、私のイトミミズが
もし消滅してしまったとしても・・・・
2014年9月10日の白い紙は、なんにも変わりません。
きっと(°∀°=)
・・・不思議だなぁ。やっぱり。いつ考えても。
とりあえず、明日も 目が覚めたなら、
1日分、にょろっと動いてみようと思います。
\(^∀^ o) )) )) ))