箱と風船の、絵を描く。
10月中旬に、
11月初めに、
横浜の「ヨコハマトリエンナーレ2014」を、
見てきました。
どちらも、まったく前知識はなく、
たまたま見に行くチャンスが出来たので行ってきたんですが、
とっても楽しかったです☆♪
「台北國立博物院」の方は、
「アジア初!奇跡の展覧会、中国文化の本流、神髄」
と謳っているだけあって、青磁の陶器、青銅器、磁器、画、書、
壷、香道具、硯・・・・いろいろなものが公開されていて、
見ごたえがありました。
めちゃくちゃ繊細な細工、びっくりするほど美しい色、
それが何百年、何千年も前に作られているって考えると、
嬉しいやら悔しいやら・・・・複雑な気持ちになります。
悔しい・・・は、自分もモノヅクリが好きだから・・・。
いつの時代でも、職人さんや芸術家の「すごい!!」人は、
本当~~~に、「すごい!!!」です。
人間の能力の限界、物理的に「可能な範囲」を超えた仕事を、
時にやれてしまう!
人の力ってすごい o(≧ε ≦o)
展示品の中で、私が特に気に入ったのは、
「紫檀多宝格」という「箱」です。
一言でいうと・・・・・
「皇帝の、フィギュア収納箱」です!!
縦25cm × 横25cm × 高21cm、側面の扉をくるりと
開くと、扇形に開いた扉部分がそのまま棚になっていて、
磁器の瓶、玉器、指輪、水差しと柄杓、硯・・・
ミニサイズの宝物が並んでいます。
台座部分にも収納されていて、宝物は全部で30点!
・・・皇帝って、こんな楽しいもの持ってたんだぁ~。
来訪者にもったいぶって見せびらかしたりしたかな、
30点の中でどれがいちばん好きだったのかな (^∀^=)
想像するとウキウキしてきます。
きっと皇帝もこれを眺めている時はウキウキしたと
思います!
さて、一方の トリエンナーレ。
こちらは思いっきし現代アートです(°∀°☆)
「忘却」、人類の様々な記憶や情報が溜まり込んだ
忘却の海、、、というのがテーマとしてあったようですが、
「あ!最終日が来ちゃう!行かなくちゃ!」
とバタバタと・・・「隣町でお祭りやってる~、
見に行こう!」くらいの気軽さで・・・なんも考えず
見てきました \(^0^;)
横浜美術館のある 横浜のみなとみらいの辺りは、
開放的で、海があって風が強くて船が見えて、
でっかいビル群とおしゃれなお店がたくさんあって、
現代アートの祭典なんかをやるには とても
向いていると思います。
館内に入ると、まずドーーーンと大きな
透明の檻のようなものが。
「アート・ビン」という作品だそうで、美術家たちが
捨て去りたい過去の作品を持ち寄った・・・・
巨大ゴミ箱!
絵だの何だの、たくさんぐちゃぐちゃ入ってました。
館内の広さと アート・ビンの大きさに、
私のテンションも上がります♪
日常では目にすることのない、巨大な造形物、彫刻、
絵、写真、何に分類していいのかもわからないような
アート作品、意味がわかるものわからないもの。
とりあえず、ただ ぐるりと全部見てまわるだけでも
脳が触発されて プチプチ、シューシュー、してきます。
私が気に入ったのは「飛ばねばよかった」という作品。
ベージュが基調の、表面が溶けてまだらになったような
バルーンがたくさん浮かんでいて、バルーンのひもを
つかんで宙に浮いている人影が一体。
いろんなストーリーが考えられて楽しいし、立体作品
ならではの迫力がありました。
私個人としては・・・・「首吊り気球」っていう
ホラー漫画を思い出しました。
ある日突然日本中の空に 巨大な顔の気球が浮かぶ
ようになり、気球の顔の持ち主本人が気球のひもで
首を吊られて次々死んでゆく、気球を破くと本人の
顔も破け死んでしまうし、もう逃げ場はない、自分の
顔をした気球が迫ってくる・・・という漫画。
「首吊り気球」を思い出して よけいに愉快になり、
写真OKの展示作品だったので
写メをたくさん撮りました(^ー^)v
紀元前に作られた青銅器から 21世紀の現代アートまで、
芸術の秋♪♪ を堪能( ° ∀ ° )b した今年の秋でしたっ!
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