えをかくバクの部屋

えをかくバクのお絵かき部屋

宇宙の、絵を描く。

小学生の頃、時々 父の部屋に忍びこんでは

手塚治虫の「火の鳥」を こっそり読むのが楽しみでした。

 

火の鳥」、小学生の私には、超、超、コワイ漫画でした。

遠い過去にも遥か未来にも 人間の生活はあって、ドロドロ

した人間模様や陰謀や天変地異や輪廻転生や あらゆることが

存在して・・・・世界が壮大すぎて、その「大きさ」が

恐怖でした。

夜の海の怖さ、宇宙の果てを想像すると眠れなく

なったりする怖さ、それと同類のもの。

「何かわからない、人の力の及ばないものに対する怖さ」を

具体的に示してくれたのが 「火の鳥」でした。

その感覚を言葉にする術を知らない小学生の私に、

ははぁ~ん、やっぱり「ソレ」はあるんだ、あるけど、

「ソレ」に答えはないんだ、解決策もないんだ、ということを

教えてくれた 素晴らしい漫画です(^へ^)!

 

私にとって一番 恐怖だった「火の鳥」のエピソード。

何編だったか忘れちゃったんですが、未来の話で、宇宙船の

乗組員たちが冷凍睡眠から覚めると 操縦当番だった仲間が

操縦席で変死しているんです。僕は殺される、という

遺書らしきものを残して。

それで皆は一人用の緊急ポッドで脱出を図るんですが

・・・同じ座標を設定したのに、一人だけ、わずかにズレが

生じて皆から離れていくんです。

狭いポッドの中で寝そべった状態で(まるで棺おけ)、

通信の音声も遠くなり・・・いよいよ 皆と

別れの挨拶をして、彼の声は届かなくなります。

主人公でもない彼は、その後二度と出てきません。

\(i へ i )/°。 °

もう、もう、その彼の状況が・・・・私は怖くて怖くて!

彼は絶対数日の間に死ぬだろうし、死ななかったとしても

とんでもないところへ辿り着いて一人で生きなきゃならない。

どっちに転んでも 恐ろしく広大な宇宙で

恐ろしい孤独と恐怖が待っている・・・。

火の鳥」では 生き埋めにされたり 洞窟に閉じ込め

られたり、恐ろしいシチュエーションがてんこ盛りなんですが、

私にとっての NO.1恐怖は、「脱出ポッドでひとりだけ、

ゆっくりと、そして確実に離れていく孤独」でした!

 

さて・・・・

宇宙は いつ、どうやって、何故、誕生したのか??

 

これを考えると、いつも わくわくざわざわします♪♪

いつ、どうやって、に関しては 宇宙論も日進月歩で

すすんでるみたいなので、そのうち「これ!」っていう

決定打が出てくるのかなぁぁ?って期待してます。

ただ・・・物理苦手なので 理解ができないかも(T∀T)

何故、に関しては・・・一生、答えは出ないんだろうなぁぁ♪♪

 

宇宙人は いるか?

 

いる! 絶対にいると思います。

ただ、「地球侵略型」か「友好型」か、「タコ」か「イカ」か

・・・みたいな、そんなぐらいのバリエーションしかないもんか

なぁ??と そこには疑問を感じます。

大きさが富士山くらいのサイズだったりとか、反対に 微生物

くらいのサイズで私たちには見えないだとか・・・そんな

宇宙人もいるだろうと思います。

知性や文化や能力も、地球人よりうんと上をいってるとしたら

次元が違いすぎて お互い理解しえないかもしれないのに!

「地球人は なんて好戦的で野蛮で身勝手な生き物なんだ!」

とかって言いながらも地球人にかまってくれる、映画に出てくる

ような知的宇宙人は、かまってくれる時点で どんぐりの背比べ

なレベルだと思います。

・・・それとも、同じ次元で出会うことが可能な生命体は、

どんなに違っているようでも けっきょくはどんぐりの背比べ

くらいの違いしかないっていう、宇宙の法則があったりするかな

・・・。

次元の違う生命体同士はぶつからない、同じ次元で存在する

知的生命体にしか出会わないよう仕組まれている、とか。ね。

この世の「生」を手離した時に 違う次元を知れるかな、

死んだあとのお楽しみだな、輪廻転生、火の鳥だな(°∀°=)

 

では。

最後になりましたが、 今日の お絵かき。

「宇宙へ・・・」

 

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