着物の、絵を描く。 その2。
以前、バイトで着物を着ていたことがあります。
日本料理の店で、半年くらい。
半年だったので、会席料理のなんだかんだとか
個室で結納がある場合の作法のなんちゃらかんちゃらとか、
まったく覚えていなくて情けない限りですが(°0°|||)
着物を自分で着られるようになったのだけは収穫でした。
バイト仲間に着方を教わって、初めは所要時間30分。
それが、半年後には5分で着れるようになってました。
まぁ・・・1000年以上も ずぅ~っと着物だった
日本の衣服、そんなに複雑だったり手間がかかったり
するはずもないもんなっ(^□^)とあらためて思ったりして。
着物の絵。
着方がわかって着物が着れるようになってみると、不思議と、
それを絵にするのも上手くなります。
何事も、仕組みを理解すると違うもんだなぁ~、
かじってみるもんだなぁ~、と小さな発見です。
では、カンタン着物お絵かきポイント。
まずは、仕組みから。
着物は四角い布をそのままつなぎ合わせたような衣服。
だいたい、着る人の身長くらいがベストサイズ。
なので、羽織った時は、すそがずるずるです。
すそを持ち上げて 丁度良い位置で固定したら、
紐で締めます。
イメージは、体にぴったり合った ロングの巻きスカート。
巻きスカートが出来たら、だるだるの上半身の布を
整えます。お腹の上にかかる部分が帯の下から出る
「おはしょり」部分になりますが、合ったサイズの
着物を着ないと、この部分が短く(長く)なります。
丁度良い位置で、またまた固定。
あとは、この上から 帯を締めて 小物をくっつければ
完成です!
しっかり着れれば、ぐずぐずに崩れたりしません。
トイレに行った後だって ちゃんと元通りです。
着物を着た感覚を 洋服にすると・・・・こんな
イメージになります。
(洋服にしなくてもいいかもですが^□^)
ボディにぴったり合った、つなぎのドレス、
すそはロングで巻きスカート!
さて、仕組みと 形がわかったところで、
絵を描くポイントです。
硬い部分は、帯とえり(この2つは芯入り)くらいなので、
あとの部分は体の曲線に沿ってなだらかに。
洋服を描くのと そんなに大差ありません。
痩せた人が着てればカクカクしているし、太った人なら
まぁるく。
こんな感じです。
浴衣姿とか お正月の着物とか、時々
着物の人を登場させると、楽しいです。
余談ですが、
バイト先の日本料理のお店には、毎週、お花屋さんが
来ていました。
師匠と弟子(?)お二人で。
入り口を入ってスグのところに花車が置いてあって、
それに活けるので 高さは2mくらい、ボリューム満点でした。
両手いっぱいの花束・・・どころのサイズじゃありません!
とってもキレイで見事で、間近でそれを見ると
ふゎぁ~♪♪♪~☆・・・とため息が出て、
リラックス&幸せエキスがじわぁ~っと。
頭ん中で セロトニンたくさん分泌されてるだろな~~今
・・・って感じになります。
・・・・高そうです、値段も(^ω^)