えをかくバクの部屋

えをかくバクのお絵かき部屋

悪魔の、絵を描く。

神奈川県立近代美術館鎌倉別館で、

「幻想の系譜 ~ゴヤからクリンガーまで」を

見てきました。

 

神奈川県立近代美術館は、

鎌倉館、葉山館、鎌倉別館、と3つあって、

それぞれ 別の場所に建っています。

以前、「ピーターの、絵を描く。」でお伝えした

ピーターの、絵を描く。 - えをかくバクの部屋

「東欧アニメをめぐる旅」を開催していたのは

葉山館で、数回行ったことがあるんですが、

鎌倉別館へ行くのは初めて。

鎌倉駅から にぎやかな小町通りをぬけて、

鶴岡八幡宮に沿って 左側の道をずっと

進んで行くと現れます。

 

鎌倉別館の美術展、観覧料が安いっっ!!

なんと、¥250 です!!!

初めて行ってみてその観覧料に納得、

規模が小さいんです。

展示スペースは 長~い長方形の展示室1室と

階段脇の壁のみ。

小ぢんまりしていて観覧料も安く、

日曜日だったというのに人もいなくてゆ~ったり。

興味のある展示内容であるなら、この

小ぢんまり感はステキだなぁ~よいなぁ~

って思います ^^ ♪

 

さて、今回の美術展ですが、

18世紀末から19世紀末の、主にエッチング

リトグラフ等の版画で、当時の文学や音楽と

結びついた「幻想」ジャンルの挿画を

集めたものです。

「幻想」ジャンル・・・・

伝承や信仰や 音楽や物語、それらに登場する

悪魔や幽霊や怪物を、

実在するかのように描いたものです!

 

私はここ数年の間に、今回の美術展と同じ匂いのする

美術展に、3回行っています(^-^=)♪♪

 

〇 町田市立国際版画美術館

  「モンスターを探せ」 ・・・2014年

〇 町田市立国際版画美術館

  「驚異の部屋へようこそ!」 ・・・2011年

Bunkamuraザ・ミュージアム

  「ブリューゲル 版画の世界」 ・・・2010年

作品の年代も内容も 微妙に違うんですが、

あくまでも私の中での「同じ匂い」です(^ー^)v 

 

この4つの美術展に共通するワードは・・・

闇、悪魔、怪物、幻想、空想、深層、真実、虚構、

業、欲、美、醜、地上、天上・・・・等々☆  

描かれているものは・・・

 〇怪物 伝承、空想上の生物

 〇戦争、政治、人物、等々の風刺画

 〇信仰、宗教

 〇怪奇小説 挿画

 〇ダンテ「神曲」挿画

 〇解剖図 図解 デザイン

 〇装飾デザイン  ・・・・等々です☆

 

特に面白かったのは、「ブリューゲル」と

「驚異の部屋」です。

驚異の部屋っていうのは、珍品を収集して

陳列したコレクション部屋のことで、

王侯貴族の間ではじまって

次第に学者や文人の間にも広まって、

果ては 博物館の前身となったとか^^☆

動植物の標本やミイラや骸骨、巨大な巻貝や

その加工品、イッカクの角や象牙、珊瑚や甲羅、

異国の武具や道具、錬金術の文献、天球儀、

東洋の陶磁器、聖遺物・・・・なんでもあり!

まさに「驚異の部屋」です!!

私がこの時代の貴族の娘だったら、絶対絶対

毎日驚異の部屋に入り浸り、誰かがさらなる

珍品を土産に来訪してくれるのを心待ちに

してただろうなぁぁ~、退屈な城の中での唯一の

憩いと希望の部屋で外の世界を夢見てただろう

なぁぁ~~・・・って思います o(° 0 ° = o) ♪ ♪

きっと、貴族の方々は、

私はこんなのを手に入れましたぞ、これを持って

いらっしゃる方はおられるかな?、なんて

自慢し合っていたんでしょうねぇぇ~w

 

ブリューゲルは16世紀の人だし、驚異の部屋が

作られていたのは15世紀~18世紀にかけてのこと。

謎な事や不明な事が たくさんたくさん、

解明されずに終わっていただろうと思います。

病気の原因だって 気候の変動だって 

政治だって戦争だって、

それこそ「悪魔の仕業」と 心底信じられて

いたかもしれません。

禍々しい怖ろしいモノ、太刀打ちできない恐怖の

存在、それを 書物の挿画として描く人が

現れた時、「悪魔」を初めて目にした時、人は

どんな反応をしただろう・・・現代に生きる私は

「ステキ!おもしろ~い!」なんてわくわくして

それを見るけれど、当時たまたまそれを見る機会

があったりしたら・・・形になった「悪魔」が

脳裏に焼き付いて 数日うなされる羽目になって

いたかも(°へ°|||)と思います。

 

今、私の本棚には「悪魔の辞典」という本があります。

父の本棚にあったので借りてきました。

やたらと付箋がはさんであります^^笑

悪魔の辞典」 

(フレッド・ゲティングズ  大瀧啓裕訳)

文字通り、辞典です。

アイニ Aini で始まり、ワル Wall で終わり。

イラストや写真もあって楽しいです。

 

今日のお絵かきは、「悪魔の辞典」より。

悪魔の挿画ですっ。

 ペンタグラム…魔力ある召喚で使用される五芒星形。

 マイモン…2つの鳥頭を持つデーモン王。

 ラミア…神話では神の愛人だったが次第に

    デーモン化。半人半蛇。

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伝統衣装もどきの、絵を描く。

ちょっと忙しくてバタバタしてたので、

今日は お茶にごしバージョン^^; です。

 

伝統衣装とか民族衣装とかが大好きなので、

そんなイメージで 以前描いたものです。

 

ボールペンに水彩で着色しています。

・・・いや、アクリル絵の具だったかも。

形を考えるのが楽しいのはもちろんですが、

イメージカラーを考えるのがまた楽しいです。

同じ系統の色ばかりがかぶらないように、

それぞれの国(?)が 違ったカラーになるように、

気をつけました。

途中で放置したままの1枚がありますが、これも

布地の素材や色、模様の色がどんなものか、

想像するとうきうきしてきます。

色のチョイスでものすご~~く 印象も変わるので♪♪

 

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こちらは、もう少し普通に着れそうな服(^ω^;)

ボールペンに色鉛筆で着色してます。

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友達にこの服の絵を見せて、「どれが好き?」って

聞くのが好きです。

私本人は、「毛糸の帽子と手袋した赤いスカート」が

お気に入りなんですが(上の絵の中では、サーモンピンク

のタイル模様衣装^^)、「この人はこんなのが好き

なんじゃないかなぁ~?」とか思ってても、意外な

答えが返ってきたり、びっくりするような好みが

垣間見えたりして、楽しいんです o(°∀°=o)♪

服の絵を描くのは私の趣味ですが、

人の趣味を聞くのも私の趣味です♪♪♪

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チョコレートの、絵を描く。

2月になりました!

バレンタインも近いので、今日は チョコレートを

描いてみようと思います。

 

バレンタイン。

昔、デパ地下のチョコレート屋さんで バレンタインと

ホワイトデーの 短期バイトをしたことがあります。

これが、まったく、ホントに、それはそれは・・・

尋常じゃない忙しさ!!

でも、おもしろ~~い体験でした d(^O^ )

 女性は 買い物慣れもしているし、バレンタインの

売り場はとにかくパワフル!

限定品の陶器の器入りのチョコレートなんかは、

バレンタイン当日よりはるか前に売り切れ。

しかも購入するのは自分のためだったりします ^ ^

どこかのお店の“ママ”さんが お客さん用に

コサージュ付きの限定ラッピング商品を

大量に買っていったり。

お祭り騒ぎです♪♪

一方、ホワイトデーの男性は・・・・

「お決まりの方どうぞぉ~~!」と声を張り上げても

譲り合う感じで(笑)女性とは対照的です。

買いにきたはいいけど・・・何を選べば良いやら・・・

わからん(@@;)!と戸惑っている感じの人が

多かったです☆

一人・・・、ちょっとオシャレな感じで、戸惑いもなく

堂々としたお兄さんがやってきました。

そのお兄さんはセットされたものじゃなく、選んだ

チョコレートをその場で詰め合わせるものを2つ注文、

その希望というのが「ひとつは白いイメージで。

もうひとつは黒いイメージで。」

そして、「お姉さんが選んで。」と言われました。

よっしゃーーーっっ  \(°∀°=)♪♪♪

おもしろい仕事がやってきたぞぅぅ~♪と、うきうき

しました ^ ^ ♪

白と黒それぞれ、ハートの形や丸いのや四角いの、まずは

チョコを選んで、ステキな配置になるようバランス

考えて詰め合わせ、ラッピングしてリボンをかける。

「こちらのリボンが白い方でこちらが黒です。」と、

お渡しして見送った後、白いイメージの女性と

黒いイメージの女性、どんな2人かなぁ~

2人とも本命かなぁ~ 2人とも義理かなぁ~

白黒間違えちゃったりしないかなぁ~大丈夫かなぁ~

・・・って、いろいろ想像しました(笑♪)

 

1粒、300円もするようなチョコレート。

スーパーだったら 日本の美味しいチョコレートが

その値段でまるまる1枚や1箱買えちゃうのに、

それでも じゃんじゃん売れていくチョコレート。

まさに、魅惑の食べ物ですっっ!!

もし・・・

昔の禁酒法時代みたいに、チョコレートが禁止

されちゃったりなんかして・・・その時に誰かが

闇ルートで手に入れたチョコレートを こっそり

分けてくれたりしたら・・・

きっと私はそれを、遠慮なく頂戴すると思います!

「嗚呼~!久しぶりのチョコレートだぁぁぁ!」

って、その1カケラは めっちゃ美味しいだろ~な~

と思います(^∀^=)♪♪

 

 

それでは、チョコレートのお絵描きです。

 

まず、四角形を描いて。

ちょっと厚みをつけて 立体的にします。

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この時点では、まだチョコレートには見えません。

箱なのか 消しゴムなのか キャラメルなのか?

 

 では、色をつけてみます。

ダークブラウン。濃いめが良いです。

色を作るなら、濃いえんじ色や濃い紫色をちょっと

足す感じです。

ミルクチョコレートより ダークチョコレートを

目指して 色付けです。

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これで、チョコレートらしくなりました。

「生チョコだよ!」と言い張れば、そう見えます w

 

次に、まわりにもチョコを配置。

それらしい形なら なんでも。 

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すきまを 線で埋めます。 

チョコレートの山ができました。

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色をつけていきます。

ところどころに 濃いチョコレート色を入れると、

全体が安定します。 

あとは、多少 カラフルな色で遊んでも大丈夫。

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ここまでくれば、

例えば 1個くらい青い色を塗ったとしても

大丈夫!  「着色料が体に悪そうだな」とか

「青い包み紙のチョコレートなんだな」とか、

そんな風に見てもらえます。

視覚って不思議、脳って不思議ですっっ\(^ω^=)♪♪♪

 

 

 最後に。

このチョコレートの山を使って、

2つのシチュエーションの イラストを描いてみます。

 

① 実は太りやすい超絶人気のトップモデルがパリコレを

  終えて自分へのご褒美にエージェントにもないしょで

  こっそり食すのは、チョコレート・・・編。

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② 家族と菓子作りをこよなく愛すママが受験シーズン

  本番を迎えた可愛い息子のために今宵こしらえた

  お夜食は、チョコレート・・・編。

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メニュー表を、作る。

約1年前、2013年末、それまで4年間勤めていた職場を

失いました。

 

私のいた部署は 私を含めほとんどが派遣メンバー

だったんですが、「派遣はやめよう、社員でまかなおう」

ってことになったのです。

通達があったのは9月末、「派遣の皆さん、今から

全員で小会議室に行ってください。」と言われ・・・

・・・「んん~? これはもしや・・・(°∀°;)!?」

と思ったら、案の定・・・でした(笑)

予感がまったくなかった訳でもないので、ビックリした

ものの けっこう落ち着いていたんですが、入って8ヶ月

の新しいメンバーも4人ほどいて、まさに青天の霹靂!、

目を白黒(@ @;)・・・させてました。

私は・・・

こんなことあるんだな~~、あるんだね~~、と、

どこか他人事のように、実際の頭の位置より少しだけ上

の高さから俯瞰で見下ろしているような・・・そんな感覚

でいました。

事が大きいと(大きくなくても)時々そんな感覚に

なります(^_^ )

 

・・・・なので、2014年。

新しいチャレンジを いろいろしてみました。

勉強中の彫金の、展示即売会にも初挑戦!!

ブログとネットショップを開始!!などなど。

9月からは新しいバイトも見つかって、いちおうまた

1週間の生活スタイルも落ち着いてきましたが・・・

これからだって、いつなんどき何が起こるかわかりません(笑)

良いことも。悪いことも。

せいいっぱい頑張って、めいっぱい笑って、生きていきたいな

と思います♪♪♪♪♪

 

 

人との出会いもいろいろありました。

で・・・そんな中で、仕事を1つ、お願いされました!

エステサロンの、店内に置くメニュー表です。

オーナーさんは、優しくて可愛くて、笑顔がとびっきり♪で、

人をリラックスさせる柔らかい雰囲気を持った方です。

人との縁で エステという仕事をやることになり、

人との縁で お店をもつことになった、、、っていう

オーナーさん。

そのお店には、「エステサロン〇〇〇」みたいな、

〇〇〇に該当する名前がないんです!! ビックリ!!!

それでもちゃんとお客さんがいっぱいついているんだから、

人柄ですね~~♪♪ もちろん技術も♪♪

サロンは、小田急線の柿生駅にあります!!

 

「サロンの店内に メニュー表がなくてずっと気になってたから

作って欲しい」 との、今回の依頼☆

一度、お店におじゃまして、店内の雰囲気を確認。

コンセプトと、メニュー表の内容を伺いました。

コンセプトは

「かわいい」 「シンプル」 「わかりやすい」

色のイメージは

「白」「ベージュ」

生花やナチュラルな木の感じが好き、とのこと。

 

以上のコンセプトと、サロン内を撮った画像を

何度も見ながら、作ったものが こちらです。

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1つに絞りかねて、2パターン作ってしまいました(^^)

全体の色合いやサイズ、素材や質感、デザインや飾り、

文字のデザインや大きさや配置・・・・考えている段階が

一番好きかもしれません♪♪

文字は、コミック用インクのセピア色で、細くて固めの

ペン先で描いています。 

下の方の文字には、アクリル絵の具で微かに色を

つけています。

 

仕上がって、お渡しする時がどきどきです・・・

コンセプト通りに仕上がったか、

果たして 喜んでもらえるのか・・・!!

\(@ 0 @|||)/ °。 。° 。

 

・・・今回は、ぶじに、とっても喜んで頂けました

(^○^;)ほっ♪♪

こちらが 表になりました!

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 こちらが裏、気分替えたい時用です。

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 我が子たちよ~~ ばいば~~い♪

しっかり役目を果たすんだよぉ~~~♪  \(^O^=)

 

 

1年経って・・・

2015年になって、今年の私の目標。「懸命」!!

いっぱい考えて、いっぱい作って、いっぱい笑う♪♪

ぐうたらも人見知りも返上しなくちゃぁ・・・(°~°;)ゝ゛

 

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雪の結晶の、絵を描く。

雪の季節  。°・*∵。・∴・°∵*。°・∴*°

寒いの超~苦手で (TへT ) 、猛暑を我慢するのと

厳寒を我慢するのだったら 絶対に「猛暑派」の私

なんですが・・・それでも雪は好きです(^∀^=)♪♪

 

 

今日は、

雪の結晶を、カンタンお絵かきしてみようと思います♪

雪の結晶***

こんなのや・・・あんなのや・・・ 

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なんでこんなにキレイで様々な模様が作られるんです

かねぇぇ~♪♪♪

氷のつぶは六角形なので、その六角形を中心に、

空気中の水蒸気がどんどんくっついていって、

ぴしぴしと結晶が広がっていくらしいんですが・・・

理屈でなく、何故こんなに均等に様々な形の羽が

広がっていくのか不思議でなりません。

鏡のチカラを借りない万華鏡・・・鏡を使わないなら

もはや「万華鏡」じゃないですけど(^ ^;)・・・

必然と偶然で都度形成される六角形が、

不思議で不思議で不思議で、キレイでキレイでキレイで、

ほんと~~~に感動します \(´∀`=)/♪♪

 

さて、

雪の結晶のマークでまず思い浮かぶのは「雪印

なので、ちょっと調べてみました。

デザイン、思ったよりけっこう、細かいですねっ。

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お次は「雪肌精」、ホームページに

のっている雪の結晶のデザイン。

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雪見だいふく」は、検索してみたけど

雪の結晶のデザインなし!

アナと雪の女王」にも、特に「コレ!」っていう

雪の結晶のデザインなし!

 

・・・お!

今年、2015年の「さっぽろ雪まつり」のポスターに描かれた

雪の結晶デザインがありました。

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「雪肌精」デザインの先っぽに マルがついた、

って感じですねっ。

 

雪印」以外で メジャーなところの雪の結晶デザイン

って、あんまり無いんですね~~。

雪印」のイメージが強いから・・・かなぁ~。

 

 

 では、お絵かき。

 

まず、縦に1本、線を描いて。

真ん中に、かるく目印をつける。

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目印を通るように、つぶれたバツを描く。

ちょっと つぶれ気味、がコツです。

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6本の線を結んで、六角形を描く。

小さめに描く方が、型崩れしにくいです。

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これで ベースは出来上がり!!

 

あとは、アレンジし放題です。

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雪の結晶って、1コ1コ違うので、ぶっちゃけ

なんでもアリ☆♪\(*° ∀ °*)/♪☆だと思います。

ちまちまと線を足していって、思いがけず

かわいい雪の結晶ができた時が しあわせです。

 

ゲルインクのボールペンの白を使って

濃い色の紙に 雪の結晶を描いたら、

そのままかわいいカードにもなります♪

ゲルインクのボールペン、各メーカーから出ていて

¥100~¥200くらいで買えて、重宝します。

太字の方がかわいらしい仕上がりになります。

 

では最後に。

カードの一例です。

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エドワード・ゴーリーの、絵を描く。

銀座八丁目ヴァニラ画廊にて、

ゴーリー・ライブラリー」展を見てきました。

 

濱中利信コレクション ~エドワードゴーリーの世界2~

・・・・ってことで、2度目の作品展だったようです。

画廊、なので とっても小規模。

ふつうのマンションの1室くらいの広さが展示室1、

小さな小さなもう1室が展示室2、

最後の1室がショップ、てな具合です。

 

エドワード・ゴーリー

1925年生まれ、2000年に亡くなられています。

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 出会いは、都心にある大きな本屋さんでした。

「ギャシュリークラムのちびっ子たち」という絵本が

積まれていたので何気なく手にとって・・・・

衝撃を受けました!

A~Zまで、その頭文字の名前の26人の子供たちが、

ページを繰るごとに死んでいくんです。

順々に。淡々と。

A is for AMY who fell down the stairs

Aはエイミー かいだんおちた

B is for BASIL assaulted by bears

Bはベイジル くまにやられた

・・・こんな感じで。

その絵柄も、細い白黒の線画でこまかく緻密で、

朴訥と・・・というかやっぱり淡々といていて、

全体の雰囲気が ピッタリとはまってました。

おもしろーーい \(°∀°=)/!!!

・・・が、私の 第一印象でした!

 

それから ブックオフで「不幸な子供」を手に入れて、

その、「小公女」そっくりなストーリーで始まりながら

最後まで「どんでん返しで幸福に」なることなく終わる

女の子や、「うろんな客」の 謎の居候生物に

出会って、ゴーリー作品がどんどん好きになりました。

私の中で、ゴーリー作品は、マザーグース

同じところに収まります。

韻を踏んだ言葉遊び、ヘンな登場人物、

ちょっと残酷な もしくは奇妙な ストーリー♪♪

大人が眉をひそめても子供は大喜び♪♪

・・・な、その感じ。

例えば。

マザーグースで 私が暗唱できるものに、

こんなのがあります。

ソロモン・グランディ

月曜にうまれて 火曜に洗礼、

水曜に結婚して 木曜に病気、

金曜に危篤 土曜に死んで、

日曜に墓の中。

はいそれまでよ、ソロモン・グランディ。」

うちに1冊だけあった マザーグースの絵本が、

子供のころ 大好きでした(^^♪)

マザーグースも ゴーリー作品も、英語で原文を

味わえたら もっともっと楽しいんだろーなー!!!

 

「不思議」「不気味」「残酷」「不可思議」

「じっとり」「どんより」「寒々しい」・・・・

こんな風な形容をされそうなゴーリーの絵本

ですが(^_^;)、ブラックな中に隠れている

微かなユーモアや、韻を踏んだ言葉や絵の中の仕掛け、

そういったものがキラキラ輝いていてステキ!!

・・・って、私は思ってます♪

ただ、読後感は悪いものが大半です。

①設定の暗さ、表面上の残酷さ 

②中に潜むユーモア

③その奥にある真の怖さ 

・・・の3段階になってると私は思ってるので、

ホラーやサスペンス、ハッピーエンドで終わらない話

が苦手な人には おすすめできません(・・;)

 

特に・・・・「おぞましい二人」。

・・・これは別格です。 

子供を誘拐して殺していた男女が捕まって、病院に

入れられそこで人生を終える・・・という話で、

実際に起こった事件をもとにした作品。

糾弾も擁護もせずストーリーが淡々と綴られ、

おぞましい二人だ・・・と、それに尽きる作品です。

賛否両論(否がほとんど!?)で返品の山になった

らしいですが、ゴーリー自身は「どうしても書かずに

いられない!!」と思った唯一の作品だったそうです。

ドラマや映画や小説では 実際の事件や架空の事件、

えげつないものやどす黒いものやドロドログログロ、

いろいろ作られているのに、絵本だとどうして

受け入れられないんですかねぇ・・・(>_< ) 

 

さて!!

画廊での作品展ですが、ゴーリーが長年担当していた

ミステリー小説のシリーズものの表紙、ポスター、

パノラマを覗き込むような立体絵本、原画イラスト、

それらが美術館とは違い 超~間近で d(@ @ )

見れましたっ!!

絵本作家のゴーリー、というよりも・・・・

タイポグラファー、グラフィックデザイナー、としての

エドワード・ゴーリーの素晴らしさを堪能できた感じ

です!!

ショップでは、うろんちゃんのグッズがあったらしい

んですが・・・もちろんどこにも見当たらず(T∀T)

悩みに悩んだ末、画集を1冊買いました!!

絵本なら本屋で買えるし・・・いや、でも、大きい

本屋でも見かけたことない絵本もあるなぁ・・・

いやいや、でもでも、・・・・と 悩みまくり。

きっと あの時 頭触ったら 熱かったと思います。

 

実は、このゴーリー展、ティム・バートン展と

同じ日に見に行ってます(^0^;)

エドワード・ゴーリー と ティム・バートン!!!

めっちゃ濃~~~い 2本立て!!!

びちゃびちゃ雨も震える寒さもなんのその、

幸せで、満ち足りた、1日でした・・・(´∀`=)♪♪♪

 

最後に。

「不幸な子供」の女の子と、うろんちゃんを、

出会わせてみました(°∀°  )

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この世界の、絵を描く。

2年前、 2012年の年末、

地球は滅亡するかも・・・・って話がありました。

マヤのカレンダーがその終わりを表していて、

2012年 12月23日が 地球最後の日なんだ、って。

 

果たして、地球最後の日はやってくるのか!?

友達といろいろ想像して盛り上がりました。

天変地異!? 戦争!? 宇宙人襲来!?

地球人が、現在と違う次元に移行する日だ・・・って話

もあったりして、「違う次元」って?「移行」って?

それは現実の状況としてはやっぱり肉体の死を意味

するのかなぁ??・・・とか、いろいろいろいろ。

それから、

地球の、宇宙の、この大きな時間の中で、1年や2年の

10年や20年の「狂い」はあり得るよねぇぇ・・・

「何か起こる」としても、その時期がズレて

「なぁんだ~、やっぱり起こらないじゃん」って

安心した後にやってくる・・・なぁ~んてことも

あるよね~~じゅうぶんあり得るね~~、なんてことも

話してました。

 

そして・・・・

地球は滅亡しませんでした    (^ー^)b

良かった♪

巨大地震も予測されてるし天候もおかしいし

太陽フレアもなんだか怪しいし、不穏な空気は

相変わらず充満している感じがしますが、とりあえず、

今日も朝はやってきました。

あ☆ マヤの地球最後の日は2015年の9月3日

が本当だ、って説もありますが(^ o ^;)

 

「人間の想像しうることは、どんなことでも実現可能。」

本当に そう思います。

映画で描かれるようなSFの世界はもちろん、

想像することさえ嫌になるような 恐怖の未来も、

想像することが難しいような 全人類ハッピーになる

なんて未来も・・・。

可能性は無限、「あり得ない」なんて事はあり得ない、

と思ってます。

プラスでもマイナスでも・・・。

 

私は この世界をちゃんと把握しているか・・・?

・・・多分、把握してません。

私の 思っている世界は本当の本物か・・・?

・・・全部、嘘かもしれません。

 

だいたい、

何百年か前に生きて生活していたら、地球は平らで

地の果ては文字通り 地球の果てだと信じていた

だろうし、今頭に浮かぶ青く美しい地球の映像だって

テレビや写真を通して記憶したものであって、

それが本物かどうかなんて 私には答えられない。

エッフェル塔もピラミッドもエベレストも本当は

存在しないかもしれない。

作り話、もしくは 過去の映像の使いまわしかも

しれない。

そしてそして、もしかしたら 私はどこかで眠って

いて 日常を送っている夢を永遠に見続けている

だけかもしれない。

そしてそしてそしてそして、眠り続けている私は

生理食塩水に浸かって電気信号を送られている

むきだしの脳だけの存在かもしれない・・・。

確実な「真実」なんて 何ひとつないかもしれない

世界。

・・・でも、「頭」と別に 私の「心」が

この世界を「在る」と言っているので、やっぱり

世界は「在る」のだと思います。   

ある意味、不確かだからこそ 思うままに生きようと

・・・いつも思ってます。

この世は不確か、私はちっぽけ、だからこそ

思うままに \(^ー^=)

この世のルールやしがらみ、人間関係・・・

ツライことだってけっこうあるけど、

ステキな瞬間もたくさんあるから、精一杯 、

世界が(私の世界が)終わる瞬間まで、生きてみよう

かなと思います。

それは明日かもしれないし!!

 

幻かもまやかしかもしれないこの世界。

もしかしたら、大地は象と亀とに支えられている

ってのが、本当かもしれませんっ (^∀^=)♪♪

 

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このまま、

どうやら また無事に新しい年を迎えられそうです。

 

2015年!!!

 

どんな年にしようかなっ (≧∀≦)♪♪

 

皆様、良いお年を----っっ・・・・・♪♪♪♪♪

 

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お店へGO!